作成年度 | 1964年度 |
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論文名 | PC桁の曲げ疲労試験について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和38年度(7) |
発表会 | 昭和38年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和38年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1964/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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西堀忠信 |
抄録 |
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一つの路線にある橋梁の負載しうる荷重の限度についてはその負荷し得る能力がすべて同等である場合においてその効果が一番発揮されるものと考えられる、荷重を負載しうる能力に関しては、鋼橋ではおのおのの部材が挫屈などの不安定現象を起ることがなければ、いずれの部材も降伏点以下の応力度である最も大きな荷重といいうる。また塑性設計の考え方が導入されうるものとすると、部材応力が降伏点をこえても破壊に対してある安全度を有し、橋としての機能が阻害されない限度の荷重が負載しうる最大の荷重となり、これらは計算上よりある程度推定される。しかるにPC桁ではこれらについて不明確な点が多々見受けられる。また橋梁も永久構造物という考えから脱し、耐用年数を考慮する場合、交通の増加の傾向および荷重の増大の傾向を推定することとともに、構造物自体の疲労に対する安全性に関する考え方を導入される必要があろう。以上の観点より、昭和37年に疲労試験装置が設備されたのを機会にPC桁の疲労に関する研究を行なってきた。本報文は昭和38年度に実施した実験に関するものである。 |
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