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 コクネップ川床止め工事計画について

作成年度 1964年度
論文名 コクネップ川床止め工事計画について
論文名(和訳)
論文副題 昭和38年度(42)
発表会 昭和38年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和38年度技術研究発表会
発表年月日 1964/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
大谷直郎
中田瞭司
山下弘市
抄録
コクネップ川は、出水のたびごとに河床変動が大きく、流路が定まらず、局部的洗掘の進行による河岸欠かい、根固めの沈下が各所に発生しており、また一方、これら流送土砂の堆積によって1部では、流下能力の減少をきたしているなど洗掘・堆積の縦断方向における不均衡が目立ってきた。これは河岸および河床の構成材料がピスケット状の軽い(比重1.76)m小さな)平均粒径約11cm)粘土質の土砂なので、流水に対して非常に不安定なため、縦、横の浸蝕がさかんに行なわれ、上流部は洗掘による平坦化下流は堆積による平坦化が進行することになり、次第に流送土砂のフラッシュができない状態になったのである。本文では、昭和36~38年の3箇年にわたる調査資料をもとにして、コネップ川の河床変動に対する定性的、定量的検討を行ない、床止め工によって、これらが防止できることを明らかにしたのである。床止め工は全部で6箇所予定されているが、昭和38年度はこのうちの2箇所施工したのみなので、今後もこの調査を継続して行いたいと考えている。
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