作成年度 | 1964年度 |
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論文名 | アスファルトの添加剤について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和38年度(20) |
発表会 | 昭和38年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和38年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1964/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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大谷光信 |
抄録 |
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アスファルト舗装の耐久性を増し良い舗装体を作るには、良質の材料を選ぶことと、使用する材料の性質を良く知って使用方法を誤らないことが大切である。しかし最近のように、舗装工事が急増するときは未知の骨材を使わなければならない場合にしばしば遭遇するし、品質に問題のある骨材を使用しなければならないこともある。この場合添加剤を使用して、耐久性を簡単に増大させることができるならば多少の単価増はやむを得ないし、その多くは骨材運搬費の減と相殺される。添加剤は雨水、地下水などによる接着破壊を防ぎ、ぬれた骨材のアスファルト被覆や、水分の介入してくるときのアスファルト被覆の不利な諸点を改良し、常温混合法に対して、その効果が大きいとされている。また加熱混合工法に使用した場合についても試験結果が発表されており、その効果が証明されている。添加剤は種類によってそれぞれ特徴があるので、設計配合の場合添加材の量をどの程度にするのが妥当なのであるか。また、カチオニック添加剤の場合は、熱に対して不安定なものが多いので、加熱温度によってアスファルト性状ハク離率が変化するかなどを試験した結果を取まとめて報告するものである。 |
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