作成年度 | 1964年度 |
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論文名 | 火山灰の凍上性について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和38年度(26) |
発表会 | 昭和38年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和38年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1964/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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小山道義 | |
高橋毅 | |
川井優 |
抄録 |
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寒地道路におけるもっとも重要な課題の一つに凍上対策がある。現在北海道では、在来の凍上性路床土を取り除き凍上しにくい材料で置き換えるいわゆる置換工法が広く採用されているが、近年舗装道路の伸長にともなって、良質な置換材料を手に入れることの困難は現場が生じてきた。このような事情に対して、安価で入手しやすい地方産材料を活用することが望まれ、地方によっては火山灰が多く利用される傾向にある。火山灰は一般に難凍上性であるが、中には相当に高い凍上性を示すものがあり、置換材料として使用する場合には、常に凍上性の判定を行なわなければならない。そのための方法としては凍上試験を行なうのがもっとも確実な方法であるが、これには大きな設備と手数を要するので、現場などではもっと簡易に判定する方法が強く要望されている。しかしながら、火山灰の凍上性は複雑で、土の場合と同一に取りあつかうことができないところに判定の難しさがある。ここでは火山灰のシルト以下微粒分の含有量、物理的性質および強熱減量などの面から凍上性との関係を検討し凍上性の判定方法を求めるために2、3の考察を加えた。 |
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