作成年度 | 1964年度 |
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論文名 | 道路路盤の振動性状調査例について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和38年度(32) |
発表会 | 昭和38年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和38年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1964/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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谷口秀男 |
抄録 |
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道路面を車が通過すると、路床路盤は必ずといってもよいほど振動する。それは車輛が起振機の役目をなすためであり、このため、道路の築造にあたっては、自動車支持装置共振と舗装共振に大きな差があって、路盤減衰の大きい道路を作ることが重要であるとされている。軟弱地盤上の道路は路盤減衰のいかんにかかわらず、基層土質によってその振動性状が支配されている。すなわち、軟弱地盤においては自己振動数がきわめて小さいため、いかなる周波数に対しても容易に共振し得、これが大きな振動となる原因であり、強いては路盤の安定、舗装の安定を欠くものと考えられる。今回、筆者は今後の本格的調査研究の資料を得るための予備調査を行なった。予備調査の結果からはもちろん重大な解答を得る段階のものでないが、2、3の基本的なことがらについて知ることができたので報告する。 |
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