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 水中ポンプ方式による揚水機場について

作成年度 1965年度
論文名 水中ポンプ方式による揚水機場について
論文名(和訳)
論文副題 昭和39年度(49)
発表会 昭和39年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和39年度技術研究発表会
発表年月日 1965/12/20
所属研究室/機関名 著者名(英名)
目黒正二
小林俊男
抄録
河川改修の進捗に伴い、堤外地に取残される大、中小の種々の場水機場の処置を如何にするか?河道内に取残すと洪水疎通の障害となり又出水が高くなると洪水の侵入等で揚水機場に損傷を与えることとなる。用水樋門を作り堤内に導水し堤内用地外において揚水するのが一番望ましいのであるが、非常に工費が嵩むことおよび河床が安定しない場合はその取水位導水路の敷高決定に種々の難しい問題がある。将来の河床低下を予想し、導水路を下げすぎると土砂の侵入等でその維持補修に費用が嵩む。また現河床に併せて敷高を決めておくと予憩外の河床低下等で揚水不能の状態となることもある。石狩川の改修工事の内捷水路工事は砂川地区の切替を残し大きなものは残っていない。過去における河床変遷の記録および種々の研究記録により計画河床高をある程度推定することは出来るが、正確なものを把握することは非常に難しい問題である。この様な改修途上の石狩川の河岸において揚水機場の計画をするには種々の検討を加えなければならない。ここに高性能の水中ポンプを堤外地の河道内に埋設し、洪水疎通に支障をきたさぬ構造として堤内地において遠隔操作運転する方法を計画し実施することとした。
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