国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 草刈機改良改造報告について

作成年度 1965年度
論文名 草刈機改良改造報告について
論文名(和訳)
論文副題 昭和39年度(72)
発表会 昭和39年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和39年度技術研究発表会
発表年月日 1965/12/20
所属研究室/機関名 著者名(英名)
鈴木進一
抄録
当局においては、昭和35年度頃から道路維持のための路肩の草刈作業を、従来の鎌から機械に随時切替え、当初は共立パワーサイセ(背負式)と云う比較的重量のあるものから、現在では通称ニツカリP型と称する機種を導入し、作業能率の増進と併せて作業員の労働力の軽減を図って来た。勿論この数年間に、この種の草刈機は実質作業の経験から、小型で重量の軽く、振動及び騒音を最少限にする等改良改造が加えられ、一段の進歩をして来たが、しかしながら、この種の機種は作業者が肩からの吊り下げバンドで身体に横抱きにするエンジン直結型の機構のため、エンジンのフル回転時に生ずる振動と騒音は比較的激げしく、作業員の身体におよはす影響が大きく、従って作業員の耐久力および健康上からも、長時間連続刈取り作業を行なうのが困難な事から、この点の振動および騒音を除去し、かつ軽量なものに改良改造することが要求されている。今回この機種の改良改造を試みたので、ここに報告するものである。
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