作成年度 | 1965年度 |
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論文名 | 苫小牧港波浪観測塔について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和39年度(67) |
発表会 | 昭和39年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和39年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1965/12/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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村木義男 | |
高島和夫 | |
石田直之 | |
安藤幸雄 |
抄録 |
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港湾建設、海岸防災、波浪予報などの立場においては沖波の系統的、定常的観測が必要である。現在一般に用いられている水圧式、光学式波高計はこのような観測に対し十分なものであるとはいえない。すなわち、水圧式は、原理的に海面波形の忠実な記録が得がたく、さらに波高補正係数を用いる必要があり、また光学式は、観測に直接人手を必要とし、雨、雪など視界の影響をうけるなど精度の点、もしくは長期継続の点で不利な面がある。このため、われわれは、精度の良い記録を長期にわたり継続して得られ、さらに、港湾現場などで容易に取扱い得るような、あらたな波高計の研究を行ない忠実性、確実性、安定性のすぐれたリレー型ステップ式波高計を開発した。昨年2月、本格的な波浪観測塔を建設し、ただちに定常観測を開始したが、当初計画した6箇月間無調整、無故障の目標はすでに達成し、現在もなお、きわめて順調に観測を継続している。ここに新設した波浪観測塔の構造、設置波高計などについてその概要を報告する。 |
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