国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 上姫川橋の施工について

作成年度 1966年度
論文名 上姫川橋の施工について
論文名(和訳)
論文副題 昭和40年度(9)
発表会 昭和40年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和40年度技術研究発表会
発表年月日 1966/12/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
渡辺和信
抄録
上姫川橋は、函館開発建設部が一般国道5号線森町地内の姫川に架設中の橋梁で、昭和39年度着工、41年度完成の予定である。本橋は橋長80米のP.R.C.ラーメン箱桁橋で、橋梁としては比較的小さなものであるが、特筆すべき点として、我が国ではじめてP.R.C.工法を採用したこと、橋体の架設に突出架設工法を採用したこと、主鉄筋の継手に特殊継手(E.Y.カプラー)を使用したこと、工費低減のため側径間は片持構造とし橋台取付部を特殊な構造の設計としたことなどがあげられる。本報告では主として工事施工の経過を述べると共に、施工段階における諸問題について述べ、今後この種橋梁の設計施工の参考に供したいと考える。
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