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 風洞による防雪柵の模型実験について(第2報)

作成年度 1966年度
論文名 風洞による防雪柵の模型実験について(第2報)
論文名(和訳)
論文副題 昭和40年度(84)
発表会 昭和40年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和40年度技術研究発表会
発表年月日 1966/12/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
打矢徹也
抄録
積雪地方における道路の冬季交通対策としての道路の吹き溜り防除工法として、防雪柵、防雪林、雪覆、雪崩防止工、雪崩防止林、流雪溝などあるが、これらは適正な個所に適切に設置されることによって降雪の被害を防止し除雪作業の安全と完全施工を図り、吹き溜り、雪崩れなどの被害を最少限度に押えるなど道路除雪上におけるこれらの効果の果す役割は非常に大きいものがある。なかでも防雪柵は防雪上有効でしかも経済的な方法として注目されているが、これの設置に当っては多年の現地状況調査から吹き溜りの発生頻度の高い個所を選定し、その地点の地形、地貌、風向、風速、気温、降雪量などの諸条件を考慮して統計的、経験的、見地からその基本的設立方法及び配列方法を設定している。しかし気象条件に左右される現地観測においては、数年間にわたって観測を継続しても予期する条件のものはなかなか得られないものである。従って現地実験に基ずいた風洞模型実験によって現地現象を抽象的に再現してデータを補足的に整備し、全体的資料を充実して行く事が必要であり、これが最も、経済的かつ有効な方法である。そしてその結果を検討し更に敷衍して行くための現地実験を行い交互にこれらを繰返して行く必要があるであろう。第1報(前年度の第8回技術研究発表会発表)においては風洞模型実験のための基本的事項について記述し、若干の試験結果について取纏めたが、本報告においては防雪柵の構造を変化させた場合の作用について第2回の中間報告を行うものである。
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