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 土の含水比の迅速測定法の比較試験について

作成年度 1966年度
論文名 土の含水比の迅速測定法の比較試験について
論文名(和訳)
論文副題 昭和40年度(32)
発表会 昭和40年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和40年度技術研究発表会
発表年月日 1966/12/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
河野文弘
佐々木晴美
谷田秀男
内田敏勝
抄録
道路盛土など現場において締固めた土の密度を測定するためには、いろいろな方法が提案されているが、北海道開発局道路工事仕様参考付表には、搗砂法とコアカッター法の2つの方法が示されている。これらの方法によって、土の乾燥密度を求めるためには、いずれも土の含水比を測定しなければならない。土の含水比を求める標準試験方法は、JIS A1203土の含水量試験方法に定められているが、これによれは、試料は一般に18時間以上場合によっては1昼夜以上乾燥しなければならない。一方、現場における施工管理試験は、実用上の所要精度を損なわない範囲で、できるだけ迅速に行なう必要がある。よって、上記仕様書参考付表にも、盛土の締固め管理に伴う、現場密度または飽和度測定のために行なう含水量の測定は、アルコールによる燃焼法、水分計による方法、ピクノメーターによる方法等の急速法によってもよいと規定している。しかし、これらの方法を自信をもって、現場の施工管理試験の手段として採用するためには、標準方法と比較検討しておく必要がある。ここでは、操作も簡単で、試験器具材料も入手し易く、最も現場的と考えられる上記3方法にフライパン法を加え、標準方法と比較検討した。
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