作成年度 | 1966年度 |
---|---|
論文名 | 統内~農野牛間舗装工事におけるフォームド・アスファルト工法によるアスファルト・モルタル施工について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和40年度(39) |
発表会 | 昭和40年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和40年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1966/12/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
野坂卓司 |
抄録 |
---|
冬期低温時における北海道の舗装道では、自動車のタイヤチェーンによる舗装面のスリヘリと、これについての対策が重要な課題の一つとなっている。舗装面のスリヘリについては、土木試験所において、耐摩耗性のすぐれたアスファルト・モルタルについての実験的研究の結果、フィラービチューメンが結合材であるという考え方に基づき、フィラーを増すことによりスリヘリ抵抗性、並びに安定性の良好なアスファルト合材が得られることを確認している。しかし実際の施工に際しては、フィラーを増す程混合、及び舗設が困難となり・施工性の問題からフィラーの混合量が限定されているのが実情である。北海道開発局では、これらの点を考慮し、解決策の一工法として、昨年度室蘭開発建設部において、アスファルト・モルタルに試験的にフォームド・アスファルト工法を採り入れ、施工した結果、一応目的を達した様である。帯広開発建設部において、本年統内~農野牛間を本工法により施工した。本報文は主としてフォームド・アスファルト工法によるアスファルト・モルタルの施工性と、関連して行った実験内容及び実験結果等について述べるものである。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |