作成年度 | 1966年度 |
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論文名 | 心土破砕施工能率について(第2報) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和40年度(66) |
発表会 | 昭和40年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和40年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1966/12/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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大山敏明 |
抄録 |
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道内に広く分布する特殊土壌地帯の内、重粘地とよばれるものは約52万haに達している。しかし今なお放置されているところが多く、このうち約26%の13万ha前後が耕地化されているにすぎない。この耕地化についても、相当多額の経費を必要とするため、十分な土地改良が行われていないため生産はきわめて低く、農家経営は不安定な状態にある。網走管内にも、西紋地区といわれている紋別市、興部町、雄武町に道内重粘地の12%にあたる6.6万haが分布している。これら重粘地の開発には、従来暗渠排水工法が主体であったが、近年になって、心土破砕工法がとり入れられてきた。しかし、心土破砕は、土壌、地形等の条件により、能率がいちじるしく異なるので、画一的な施工基準では、初期の効果をはたせないおそれがある。また、機械歩掛の算定についても現在のところその基準が定められていない。そこで、重粘土構造分類調査の結果判明した各土壌型および地形等を考慮し心土破砕の施工能率や、効果をたしかめ各種の条件に応じた心土破砕の施工基準を確立することが急がれている。ここではとくに、機械関係の能率について簡単に述べることにする。 |
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