作成年度 | 1966年度 |
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論文名 | 十勝火山性土の凍土融解と融水侵蝕におよぼす排水改良の効果について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和40年度(71) |
発表会 | 昭和40年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和40年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1966/12/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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茶野忠夫 |
抄録 |
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十勝の冬期間の気象は、根雪がおそく、積雪量が少なく、低温が続くため、一般に畑地の凍結は30~60cmに達する。春期には融解がおくれ湿潤となって耕鋤がおそくなる。また、融水が小河川のように畑地を流れて耕土が流亡する。十勝地方の耕地の大部分は、1/50~1/200の傾斜地であるため、耕土流亡の被害はかなり大きいものと推定される。この事は、当地方の常識となっており、農業が不振である原因の一つとして、関係者の研究課題であった。この報告は、萠和地区直轄明渠排水事業計画調査の一部として、昭和33、34年の2箇年に亘って行なったもので、凍結部分については、第3回技術研究発表会および、農業土木研究第27~28号に発表した。その第2報として、観察調査を主体とした畑地の凍土融解機構と、融水流動による土壌侵蝕について報告する。 |
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