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 泥炭地水田における暗渠排水の実態について

作成年度 1966年度
論文名 泥炭地水田における暗渠排水の実態について
論文名(和訳)
論文副題 昭和40年度(75)
発表会 昭和40年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和40年度技術研究発表会
発表年月日 1966/12/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
高橋悦朗
佐山三郎
抄録
北海道における地下水排除の施設はそのほとんどが土管暗渠であり、年間約一万ha施工されており、また地下排水量は最近10年間の平均最大雨量の40%を7日間排除として計画している。すなわち雨量の地下浸透量は土性、地勢、気候、栽培作物および生育状況によってことなるが、これを平均40%とみなし、雨量は10年間の平均日最大雨量を7日間程度で排除するのが経済的であるとし、全道平均最大降水量119.3㎜を採用し0.789L/sec.haを使用している。渠深、渠間は土壌条件により、それぞれ1.1-1.3m、10-24mを基準として施工している。近年農業技術の発展にともない、大型機械が導入されるにおよんで、これらの運行を前提とした暗渠による土壌水分の排除能力が問題化してきた。そのため現行基準の妥当性の検討が必要になってきた。そこで農林省が全国的におこなっている計画基準作成調査・暗渠排水調査の一つとして篠津泥炭地高倉地区の実態調査をおこない、暗渠と地下水位、土壌水分、地耐力、流出量などについて一連の資料を得たので中間的にとりまとめをおこない報告する。
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