作成年度 | 1966年度 |
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論文名 | 宇莫別サイホン本管の設計について(Prestressed Concrete Pipeの設計) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和40年度(77) |
発表会 | 昭和40年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和40年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1966/12/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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斉藤三哲 | |
松本太郎 |
抄録 |
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直轄かんがい美瑛川地区で41年度施行予定の宇莫別サイホンは本管にφ1500m/mのプレストレストコンクリートパイプを使用する事とした。この報文は上記サイホンの設計資料よりPC管設計の一方法を中心にまとめた。本文に先立ちPC管についての概要を説明する。このパイプの原理は内外荷重によって起る引張応力をプレストレッシングによって作られた圧縮応力で打ち消し合う様あらかじめ計算された内力を持つコンクリート管であり。圧力パイプとしての最大の利点は内外圧によるヒビワレを完全に防止出来る事である。我国においては1955年に始めて実用化され、その後製造技術の発達と接合方法の改良によって、薄い鋼製シリンダーを持ったPC管よりシリンダーなしのPC管へと発展し現在いろいろな方法で製作されている。PC管は製造上の分類よりポストテンショニング型(遠心力方式、回転ロール方式)とプレテンショニング型(立型振動方式)がある。すなわちポストテンショニングされた円周に沿うて巻かれたPC鋼線を有しこのPC鋼線を被復するモルタル層があるものとする、但し設計に際してはこのモルタル層は考慮しない事とした。 |
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