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 上姫川橋の踏掛床板について

作成年度 1967年度
論文名 上姫川橋の踏掛床板について
論文名(和訳)
論文副題 昭和41年度(2)
発表会 昭和41年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和41年度技術研究発表会
発表年月日 1967/12/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
関谷強
抄録
上姫川橋は、函館開発建設部が一般国道5号線森町地内の姫川に架設した橋梁で、昭和39年着工昭和41年8月に完成し、交通の用に供している。本稿は橋長80mのP・R・Cラーメン箱桁橋で、その特色は、(1)我が国で初めてP・R・C工法を採用したこと。(2)橋体の架設に突出架設法を採用したこと。(3)主鉄筋の継手に特殊継手(F・Yカプラー)を使用したこと。(4)工費低減のため側径間は片持構造とし、橋台取付部を特殊な構造設計とした。こと等である。このうち、(1)、(2)、(3)については前回発表したので、今回は(4)について述べる。この構造で危惧される点は盛土の締固の不足と圧密沈下によって起こる橋台の沈下である。この沈下の程度が大きければ、連続的な交通が不可能になるため、沈下量を測定し、ある一定の沈下に達したら処置しなければならない。このため供用開始後の測定を続けている。今回は、その測定の途上であるが現在迄の経過を述べ、最後に本橋梁の工費のことも附記したい。
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