作成年度 | 1967年度 |
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論文名 | ウツナイ樋門について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和41年度(51) |
発表会 | 昭和41年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和41年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1967/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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横橋褜治 |
抄録 |
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1級河川十勝川は河口より4粁地点で左岸支川ウツナイ川に分流している。このウツナイ川においては12年余に亘り、鮭鱒の人工孵化事業が行われて来ている。下流部の築堤及低水路工事の著しい進捗に伴い当分流点の締切を施工する事となり、ここで鮭鱒の蓄養に必要な用水確保、及びウツナイ川流域の利水に供する面から取水樋門を新設する事になった。当初検討した通水断面及び基礎工に根本的な再検討を加えた。41年度の基礎工施工に先立ち、40年末の現地調査で以上をまとめ3ケ年計画を以って完了することになった。感潮河川に加えての分流、トイトツキ低水路工事等の繁雑な条件が入るので簡易な水理解析によりその大綱を求める。当地点の軟弱地層に対処する基礎工法の吟味、樋門構造の軽重を計るべく水門型式として工費面及び工事の重要さから鋼管基礎を採択した経移について述べ又洪水時等の閉扉に際し、最小用水及び平水量を如何に確保するか、水門扉及び昇降装置の特異点について述べる。模型実験もなく一般的な設計業務ではあるが、現在検討中のものを含め本稿をまとめた。 |
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