作成年度 | 1967年度 |
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論文名 | 定山渓国道の線形設計について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和41年度(20) |
発表会 | 昭和41年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和41年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1967/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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大谷光信 | |
山口守之 |
抄録 |
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定山渓国道のうち定山渓~中山峠間の改良工事の線形については、昭和38年度に薄別峡案の実測調査をするとき、いろいろな設計例を参考に、規格的にも経済的にもあまり無理のない程度と考えられる基準案を作成し、線形の設計を行なった。これにもとづき実測調査を行なったが、地形と線形が十分に合っていないため、土工量(切土と盛土)のバランスがとれないところがあり、また線形的にさけなければならない地すべり地形、土質不良区間なども、引続き行なった地質調査によって見つけ出された。さらに、橋の案と盛土案との比較検討にともなう線形の変更もあり、現道における除雪作業の結果から冬季の交通を考えると、どうしても両切土は避けなければならないこともわかった。一方工費の制限もあるため、当初の基準案では実施困難のところもあって、一部の線形を変更して施工するの止むなきに至った。本文は、当初の構造基準案と、この改良工事の最終的に策定した線形設計を対比させ、その問題点について報告するものである。 |
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