作成年度 | 1967年度 |
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論文名 | 一般国道230号線虻田町月浦地内第2工区1号沢盛土の石灰混入工法について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和41年度(27) |
発表会 | 昭和41年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和41年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1967/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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彼谷潔 | |
臼井加一 | |
大塚民雄 | |
三上鴻彰 |
抄録 |
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本工事ヵ処は札幌市と虻田郡虻田町を結ぶ国道230号線の道路改良工事のうち、洞爺温泉市街より約5粁札幌寄りに新路線の山間部に入り込んだ地点に所在し、施工計画基面において沢幅約180m、盛高30m程度の両岸急傾斜のV字形沢である。本1号沢盛土は昭和39年6月に着工し3カ年度にわたる施工によって昭和41年10月に完了したが、土質工学上の問題としては約80,000m3に及ぶ軟弱粘性土を切土し、直ちに盛土材料として使用せざるを得ない状況にあったことである。これは不良土を捨土し良質土をもって盛土するには当該工区が狭隘な山間地のため近傍に適切な捨土用地が無いことと、良質土を近傍からは得られず莫大な捨土費、運搬盛土費が必要となることが主な原因である。このため現場は諸々の技術的困難に当面したが、今年度施工において消石灰混入により軟弱粘土の土質を改良することを得、その後は順調に土工が進捗し、ここに完成を見るに至ったので経過を報告して参考に供したい。 |
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