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 豊平峡トンネルにおける地圧の測定について

作成年度 1967年度
論文名 豊平峡トンネルにおける地圧の測定について
論文名(和訳)
論文副題 昭和41年度(34)
発表会 昭和41年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和41年度技術研究発表会
発表年月日 1967/12/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
佐々木悌郎
阿部直史
抄録
豊平峡トンネルは、一般国道札幌-蛇田線の道路改良工事にともない、中山峠付近に、現在、施工中の延長1,018.5m内断面38.9m3のトンネルである。本トンネルは、昭和38、39年の両年度に亘る地質調査の結果、39年秋に着工のはこびとなったものである。地質調査の結果、中山峠口から約480m間の地質が非常に悪いと判断されたため、この間の施工は、測壁導坑式で堀さくを行ない、その後の切り拡げは、特に地質が悪く地圧の大きな箇所については、リングカット方式で行われている。堀さくの結果、坑口から50m付近(測実11,520~11,540)260~400m(測点11,180~11,390)450~480m(測点11,100~11,130)は、大きな地圧が作用し、堀さく後20日前後で導坑(巾3.16m高さ4.2mの標準写蹄型断面に、アーチ部150m/m、脚柱部175m/mの4ピースからなる、N・KK・K、H型鋼を0.9mピッチで立て込む)に変状が発生し、日を迫ってその変状が進行する傾向にあった。そのため、これらの悪い箇所について、施工法および覆工の基礎資料を得るため昭和40年8月以来、測点11,130、11,250、11,300、11,520等の箇所について、導坑での地圧の測定および覆工後の応力測定を行ってきたが、本文では、昭和41年7月20日から10月3日の間に行った測点、11,250箇所の測定結果について報告する。
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