国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 網走管内斜網地域に於ける畑地用水対策について

作成年度 1967年度
論文名 網走管内斜網地域に於ける畑地用水対策について
論文名(和訳)
論文副題 昭和41年度(58)
発表会 昭和41年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和41年度技術研究発表会
発表年月日 1967/12/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
荒川豊
抄録
網走管内の農耕地は軽しょうな火山灰土壤が多く、オホーツク海に近いため春から夏にかけて所謂オホーツク海高気圧の影響をうける年が多く、かかる年は連日冷涼の日が続き冷寒をうける一方火山灰土壤のため風蝕が発生しやすく特に農作物の発芽期に大きな被害を被っている。又降雨量も少く年間平均700粍内外で道内でも最も雨量が少なく、常習潜在旱魃にさらされている状態である。これらの対策として従来有機物の多施、粘土質土壤の客土等が実施されてきたが畑地かんがいも又重要な対策の一つであると考えられるが、現在管内においてこれらの工法、増収効果並に経営に及ぼす実績がないので、これらの基礎資料を得んと試験圃場を設置し実測したものである。
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