| 作成年度 | 1967年度 |
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| 論文名 | 重粘地における砂客土について |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | 昭和41年度(62) |
| 発表会 | 昭和41年度技術研究発表会 |
| 誌名(No./号数) | 昭和41年度技術研究発表会 |
| 発表年月日 | 1967/12/01 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
|---|---|
| 三浦和夫 |
| 抄録 |
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| 「重粘土」といわれる土壤は、表層から粘性の強い緊密な性質を呈し、通気、通水性に乏しいため、融雪期や湿潤期には通湿となる反面、乾燥時には旱魃にもかかりやすく、農作物の生育を著しく阻害するばかりでなく過湿時粘性が著しく増すため、耕鋤整地などにおいて農機具への抵抗が大きく、また旱魃には土壤が乾固収縮し砕土整地に多くの労力を要するなど作業能率を低下せしめている。重粘土の改良法としては、古くから暗渠排水、酸性矯正、砂客土などが挙げられ、また最近では心土破砕の効果も実証されて、既に酸性矯正、暗渠排水については、重粘地の農地利用に不可欠のもことして一般に実施されており、また心土破砕も漸次実施されつつあるが、砂客土については末だ一般化するにいたっていない。 |
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