作成年度 | 1968年度 |
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論文名 | 5経間連続合成げたの設計-新石狩大橋- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和42年度(2) |
発表会 | 昭和42年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和42年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1968/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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高橋陽一 | |
青木正夫 | |
新山惇 | |
三浦智 |
抄録 |
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新石狩大橋の側径間には基礎工事を含めた全体の工費、走行安定感等を比較検討した結果5経間連続合成げた(二主げた)を選定した。多経間連続合成げたは床版コンクリートに発生する引帳応力の処理方法に支点の上昇下降法を併用しても施工の困難さの割には利益がないこと、又多経間連続げたは、地震時に固定橋脚に大きな水平力が集中することなどが問題点として考えられる。本橋の場合両端径間の一部を除いて、ほとんど全径間にわたって床版コンクリート引帳応力が発生するためPC鋼線による全長プレストレス工法を計画した。この種型式としては、ライン川にかかるNordbruckeの側径間部の6径間連続合成げた(スパン72.0m4主げた)が最大の規模であるが、この橋は鋼げたにφ63ザイルで全長プレストレスした上に、支点上ではLeoba工法により部分プレストレスを行なったもので、本橋のように床版全長プレストレス工法は、はじめての試みである。更に本橋では、地震時の挙動について動的設計を行ない、構造物の卓越周期において相対振巾が発散するのを防止するような減衰係数を有するオイルダンパーを設計した。 |
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