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 無意根大橋の架設について

作成年度 1968年度
論文名 無意根大橋の架設について
論文名(和訳)
論文副題 昭和42年度(4)
発表会 昭和42年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和42年度技術研究発表会
発表年月日 1968/12/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
大谷光信
岩瀬徹也
抄録
無意根大橋は一般国道230号線定山溪~中山峠間道路改良工事にともない計画された橋梁の一つで現在施工中のものである。この橋梁は、本路線中最も急峻な地形の第4工区にあるため、平面的には半径140mのヘアーピンの先端により、縦断勾配も2.89%となっている。架橋位置は薄別川を渡り、回廊および薄別トンネルなどに続く沢の中にあり最深部より施工基面まで35mと非常に高くなっている。このため上部構造は、ねじり剛性の大きな5経間連続曲線箱桁を採用している。また下部構造は支持地盤が10~20mと深いため井筒基礎により着盤させ、橋脚は、バネ定数を一定となるような径と高さを選び、地震時の水平力を6基の橋脚で均等に分担するよう設計しており、動力学的にも計算し安全性をチェックしている。工事は41年7月下部井筒基礎工に着工以来44年10月完成を目標に進められており、本年は5径間連続箱桁と鋼製橋脚の架設工事を行なった。今回はこの曲線橋架設にともなう工事測量の方法と架設についてのべる。
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