作成年度 | 1968年度 |
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論文名 | 築堤盛土の圧密に関する土質管理試験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和42年度(45) |
発表会 | 昭和42年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和42年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1968/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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山本裕 |
抄録 |
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道路工事のように用いられる材料、施工機種がある程度一定していると、その築堤材料の判定にも自信を持つことができるが、河川の場合、特に北海度は一部を除きやつと原始河川から脱皮しようとしている段階で、盛土材料を選定する余裕がなく、とりあえず堤防らしいものを作ると云う傾向が見受けられるから、色々な土質によって構成されているのが現状である。当建設部管内で多く見られる泥炭地帯では、盛土される地盤そのものが泥炭で地耐力がなく、たとえ普通土が近辺にあったとしても地盤改良をしない限り、重量のある土を盛ると圧密沈下によりその形がなくなる状態である。したがって、この様な地盤では年月をかけ、長期間に地耐力を増強させながら堤防を作つていくのが一般的になっている。施工者がいかにけん命に盛土しても施工機械または自然の圧密によってその運搬量が適確に表示できない場合が多い。これを、いかに正規な数字に近づけることができるか。ここに土質試験の重要性も生れてくる。当報文は42年度に実施した土質管理試験の方法、実態、結果について報告するものである。 |
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