作成年度 | 1968年度 |
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論文名 | 室蘭港セルラーブロックの制作・据付について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和42年度(70) |
発表会 | 昭和42年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和42年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1968/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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得永道彦 |
抄録 |
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昭和39年度より着工された室蘭港北外防波堤は、昭和42年度から工事が本格化し、1年間の施工延長が約500mとされ、その急速施工のため本港において500t吊紀重機船を用いてケーソンを吊り上げ据え付けるという工法を採用し(昭和40年度12月第7回港湾工事研究会資料参照)、本年度17函を施工した。ここでいうケーソンとは、重量の関係上隔壁底板を抜き出しケーソン自重を500tとして起重機船による吊り上げを可能にしたセルラータイプで、16点で吊り上げ、マウンド上に据え付けた後、填充砂の漏れを防ぐ工夫をしたプレキャスト底版をはめ込み、従来のケーソンと同じ状態で防波堤を築設するものである。このような大型セルラーブロックを防波堤本体とし、プレキャスト底版をあとで据え付ける工法、および起重機船を用いたケーソンの据え付け工法は、我国でも例が少なく道内においては初めての試みなので、今後の参考に供するためここに工事施工状況を報告する。 |
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