| 作成年度 | 1968年度 |
|---|---|
| 論文名 | 添加材混入土の強度特性に関する一試験例について |
| 論文名（和訳） | |
| 論文副題 | 昭和42年度(36) |
| 発表会 | 昭和42年度技術研究発表会 |
| 誌名（No./号数） | 昭和42年度技術研究発表会 |
| 発表年月日 | 1968/12/01 |
| 所属研究室／機関名 | 著者名（英名） |
|---|---|
| 河野文弘 | |
| 佐々木晴美 | |
| 谷口秀男 | |
| 吉田忠勝 |
| 抄録 |
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| 最近の土工事においては、重土工機械の急速な発達により、工期の著しい短縮を図ることができるようになった反面、人力土工では施工上問題とならかった土が、そのままでは盛土材料として使用できないような場合も生じている。とくに地山含水比の高い土には、一たび乱すと施工機械の現場乗り入れや、締固めが困難なほど軟弱になるような盛土材料としてきわめて不適当なものが多い。このような土でも現場事情、工事費などからいろいろな制約をうけ、盛土材料として使用しなければならないことが多くなってきている。このような土に対し、最近では、人工的に改良を加えて使用する工法が採用されつつある。とくに石灰系による土質改良工法については、北海道においても、消石灰による実施例が報告されており、今後かなりの速さで普及するものと考えられる。ここでは、土木試験所土質研究室で行なっている石灰、石膏系添加材による土質改良に関する試験について中間的に報告する。土質改良工法については、その目的に応じていろいろな方法があるが、ここでは、短時間に十分なトラフィカビリティを得ることを目的とした急速処理工法を主題としている。 |
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