作成年度 | 1969年度 |
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論文名 | 月寒川築堤試験盛土工事報告-軟弱地盤処理工法の検討- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和43年度(39) |
発表会 | 昭和43年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和43年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1969/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土佐林宏 | |
古明地宏道 | |
畠山清昭 |
抄録 |
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石狩川下流部の低平地は、大半が軟弱な混炭層におおわれている。このような地盤に盛土を行なう場合、圧密沈下が著しく、また、辷り破壊の生じる危険性が強い。従来軟弱地盤の野津幌川、幌向川、厚別川等の築堤盛土はステージコンストラクション工法(通称レーヤー工法)をとり、毎年、限界盛土高までの盛土を行ない、徐々に沈下による基盤土の置き換えと、圧密による地盤の地耐力の増強を計りながら、5~10年の期間の盛土高を確保する工法が原則的にとられてきた。しかしながら、近年、災害の頻発、都市周辺の発展等により治水対策の緊急性が増大し、積極的に原地盤の改良を行ない、短年月で計画盛高を確保することになった。ここでは、石狩川水系豊平川の右岸支流月寒川築堤の地盤処理工法の検討のため、バイブロコンポーザー工法を主体とした試験盛土を実施し、辷り破壊するまでの過程を観測するとともに、解析安定計算と実現象の照合を行なったものである。 |
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