作成年度 | 1969年度 |
---|---|
論文名 | 簡易な現場透水試験法の提案 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和43年度(45) |
発表会 | 昭和43年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和43年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1969/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
相田俊郎 | |
近藤憲二郎 |
抄録 |
---|
野外における土層、土質構造物の透水係数測定にはその目的、環境条件などによって種々の方法がとり上げられているが、いずれも測定装置、手間などの不足が原因となってローカリティーに富む筈の透水係数の値を数多く観測することのできないのが多くの現場の実状である。そこで、ここにのべる簡易な現場透水試験の方法として、地下水の低い場合には定経をもった調査孔(それも密度試験のための調査孔を利用して)に水を入れて放置し放置時間と水面低下率を観測して容易に現場透水係数を測定しうることを提案するものである。すなわちこの方法は土地改良事業計画設計基準第3部第1編(農林省農地局長通達41農地D1462号農業土木学会P72)に述べられている現場透水試験法(第1法)の2-37式(本提案では(1)式とする)を同基準では定水位観測に使用しているのを本提案では放置水位観測に改めて使用することによって、定水位観測の手間、器材の節約を図ろうとするものである。一方このためによって生ずる理論的誤差の程度も併せて述べることとする。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |