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 トンネル工事におけるライナープレート覆工々事

作成年度 1969年度
論文名 トンネル工事におけるライナープレート覆工々事
論文名(和訳)
論文副題 昭和43年度(47)
発表会 昭和43年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和43年度技術研究発表会
発表年月日 1969/12/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
相馬秀雄
伊藤忠行
佐々木勝治
抄録
豊平峡ダムの建設については、昭和40年度から実施計画調査が始まり、42年度において着工が決定した。ダムの完成は47年3月の予定である。ダム本体のコンクリート打設が44年8月から開始の予定である。これにともないダム仮設備工事が43年9月から着工した。工事用道路は43年11月完成を目標に計画が進められた。工事用道路約7Kmの内約1.4Kmはトンネル、6ケ所の橋梁がある。工事用道路着工は42年9月であるため、工事期間が1年2ケ月と限定された。しかも最も工期を要するトンネルは冷水トンネル(延長1,021.5m)と、豊平峡トンネル(381.5m)との2ケ所が計画されており工期が限定されているため普通一般に施工されているコンクリート覆工では工期がかかりすぎるので、トンネル覆工に工期を短縮出来る工法を採用しなければならなくなった。覆工に既製されたものを張り付けることにより工期を短縮せしめんとし、ここにライナープレート覆工を採用することを決定した。又地質の条件も考えてコンクリート覆工も採用したので後述双方比較の上、工期、工費についてのべる事にする。又冷水トンネルと豊平峡トンネルとは工法、地質など類似しているので本論では、冷水トンネルを主体としてのべる。
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