作成年度 | 1969年度 |
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論文名 | 1968年十勝沖地震による河川堤防の被害と地盤条件について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和43年度(49) |
発表会 | 昭和43年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和43年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1969/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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河野文弘 | |
佐々木晴美 |
抄録 |
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昭和43年5月16日に発生した1968年十勝沖地震は、主として道東および道南一帯にわたって、多くの被害を与えた。河川堤防では、鵡川下流部および十勝川下流部が他の地域に比べて、とくに被害が著しかった。この両地域は、27年3月4日に発生した先の十勝沖地震の際にも、かなりの被害を受けたところである。したがって、この報告では、この両地域の築堤の被害調査を重点的に採り上げることとした。調査に当たっては、まず、鵡川下流部築堤および十勝川下流部築堤の被害個所を踏査した。ついで、両地域のうちで最も被害の大きかった豊城地区および大津地区の被害区間に対して、基礎地盤の土層調査を実施した。さらに、豊城・大津両地区の被害個所および被害を受けなかった個所の中から、それぞれ代表的地点を選定し、堤体材料および基礎地盤土質の物理的性質および力学的性質を調べ、被害個所と被害を受けなかった個所とについて土質特性を比較検討した。なお、現地の土質調査は、鵡川地域は43年7月2日から7月8日まで、十勝川地域は7月4日から7月9日までに実施した。 |
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