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 山岳部の橋梁計画と問題点-主に中山10号橋の計画について-

作成年度 1969年度
論文名 山岳部の橋梁計画と問題点-主に中山10号橋の計画について-
論文名(和訳)
論文副題 昭和43年度(5)
発表会 昭和43年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和43年度技術研究発表会
発表年月日 1969/12/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
戸島英之
抄録
定山渓国道の改築は昭和39年より本格的改良に着手し44年度完成をめざし鋭意施工中である。43年度までに土工の既成をみ、橋梁、トンネル等も一部を残し完成に近づいている現況である。定山渓国道の地形は大別すると、定山渓市街より無意根大橋までの平坦部、大橋より定山渓トンネルまでの急峻な谷を渡る作工物区間、トンネルより中山峠に至る大土工区間に分けられる。今回計画された中山10号線は大土工区間のほぼ中間に位置し線形的にも山腹を通り地形的にも温泉地帯特有のプロピライトとか、ほとんど粘土化した凝灰質変朽安山岩であって膨張する性質をもっており、水に弱く力学的性質も不明な点が多く問題のある工区である。この工区は当初土工案で計画し前後の改良を進めてきたのであるが、42年度に切土法面作業中に沢側に崩土が起り当初の土考案の検討を余儀なくされ、ここに橋梁案がクローズアップされたものである。本報文は10号橋の橋梁案決定までの経過について報告すると共に山岳部橋梁の計画の問題点にふれ述べるものである。
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