作成年度 | 1969年度 |
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論文名 | 単グイの鉛直支持力に関する実験的考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和43年度(12) |
発表会 | 昭和43年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和43年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1969/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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成田健一 | |
野並光昭 |
抄録 |
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北海道の主要河川の流域には、広く泥炭性の軟弱地盤が分布しており、その深さは下層粘土も含めて20~30mにも達する所が少なくない。このような深い軟弱層の上に橋梁を築造する場合にはその下部構造をどのような型式にするかが大きな課題となってくる。近年このような地域の橋梁下部構造には、施工性、および経済的理由からくい基礎型式のものが盛んに用いられている。しかし、鉛直荷重に対するくい基礎の支持機構については、解明されていない多くの問題点があり、このためくい基礎の設計にあたっては、各種の経験的仮定に依存しているのが現状である。土木試験所では、これらの問題の解明にとりくむため北海道各地の橋梁架設地点においてくいの鉛直載荷試験、および引抜試験を行ない、荷重が作用した場合のくいの挙動に対する研究を進めてきた。この報告は、これらの中から載荷試験を行ない代表的な3現場(大曲くい試験場、女満別橋、富士見橋)の試験データに基づき載荷時のくいの挙動と基礎地盤の土質常数との関連性を求め検討を加えたものである。 |
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