作成年度 | 1969年度 |
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論文名 | 積雪寒冷地空港の現状について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和43年度(86) |
発表会 | 昭和43年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和43年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1969/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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田口昭士 |
抄録 |
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わが国の空港基本施設(着陸帯、滑走路誘導路、エプロン)は、就航するであろう航空機を対象とした滑走路長および計器着陸用か非計器着陸用飛行場かによって長さ、幅、勾配などが航空法またはICAO(国際民間航空機構)に基準化され、それにもとづいて計画し建設されてきた。現在、わが国の公共用飛行場は59空港であるが、北海道のように積雪寒冷地の空港も、また、殆んど雪害などのない空港も同一規格である。北海道の場合、雪寒対策として行っていることは、舗装等構造物の凍上防止として凍上抑制層を施しているに過ぎない。しかし、雪寒地空港は、除雪によるスノー・バンク並びに、路面の雪氷が航空機の離発着に対して常に危険をおびており、実際に事故が発生している現状である。その対応策として、昭和41年度を初年度として、道内空港の冬季間の現状を把握するため積雪の多い札幌飛行場(丘珠)、最とも寒い帯広空港を実地調査した結果を報告する。 |
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