作成年度 | 1969年度 |
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論文名 | 仙境覆道の設計と施工について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和43年度(23) |
発表会 | 昭和43年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和43年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1969/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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木元喬之 | |
山田勝稔 |
抄録 |
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山岳道路における落石、雪崩には従来不可効力的な考え方から十分な対策がなされていない憾みがあった。しかし激増する交通は気象条件のいかんを問わず山岳地帯の道路にも押し寄せ、落石、雪崩対策のない道路にはもはや自動車時代の道路とはいえなくなりつつある。仙境覆道は落石、雪崩対策の一環として定山溪国道のうち最も急峻な薄別峡を通過するため、札幌市中山峠に築造されたものである。この設計にあたっては、経済的に施工するのを主眼としたが、急峻な崖に築造するため将来の維持を考えコンクリート構造物によることにした。地質は比較的堅硬な変朽安山岩のため土圧は無視できたので、コンクリート構造物の重量感をできるだけ軽減する目的で、柱の見えない構造物を考えて種々の型式を比較検討し決定した。このような形式の道路構造物については施工例がないこと、問題点もあることなどからここに工事施工概要を報告するものである。 |
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