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 定山溪国道の仮設備について

作成年度 1969年度
論文名 定山溪国道の仮設備について
論文名(和訳)
論文副題 昭和43年度(24)
発表会 昭和43年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和43年度技術研究発表会
発表年月日 1969/12/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
大谷光信
内山健一
抄録
定山溪国道は、札幌と虻田と結ぶ国道230号線のうち、札幌と中山峠間約45Kmの道路名である。この道路のうち札幌・定山溪間はすでに舗装が完成しているが、定山溪・中山峠間17.5Kmは昭和39に改良工事に着手し、44年完成の予定で現在工事中である。定山溪から中山峠にかけては急しゅんな山岳地を通過するため、路線の選定についても問題が多かったが、17.5Kmのうち13Kmは現道から遠く離れた山の中腹を通過する路線にきまった。この新路線は、平面的に現道から離れるばかりなく、縦断勾配の新旧の違いから、約200mの高低差ができるため、工事用の資材や施工機械の搬入には仮道路と必要とし、その仮道路からさらにケーブルクレーン、インクラインなどの仮設備が必要であった。また、トンネル・橋梁・など構造物の施工に必要な電力についても工事起点から送電線を設備して供給しなければならなかった。山岳地のきびしい地形条件のなかで経済的にしかも工程的に無理のない安全な方法で工事を進めるためには仮設備計画の良否が大きく影響するため、定山溪国道の工事は工事全体を総合的に検討し各年度の設備区分もあらかじめ計画した。本文は、これらの仮設備の概要を報告するものである。
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