作成年度 | 1970年度 |
---|---|
論文名 | 植生のり面保護工の施工適期に関する調査について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和44年度(B-2) |
発表会 | 昭和44年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和44年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1970/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|
抄録 |
---|
一般に、植生によるのり面保護工は、道路工事の一部として、土工の終了に引続いて同一年度内に施工されることが多い。したがって、北海道の場合、施工後間もなく、寒冷期に入るため芝草の生育期間が短く施工年度および翌年春先の融雪期にのり面保護効果を十分に発揮し得ず、のり面が損傷される場合が少ないように見受けられる。さらに、植生によるのり面保護工の施工時期が、のり面の損傷に大きな影響を与えることを指摘している報告などをも考慮すると、植生工の施工に適した期間の終期、換言すれば施工限界時期の設定が望まれる。今回の調査はこうした施工時期の遅延に起因する植生のり面保護工の損傷事故を減少させることを目的として、植生工の施工適期の限界を求めるために行なったものである。このため、道内42ヶ所について、調査ヵ所の選定、調査用植生工の施工および観測と調査結果の一部とりまとめは各開発建設部が担当し、全資料のとりまとめ、解析は土木試験所が行ない、さらに、本局建設部道路建設課、各開発建設部ならびに土木試験所の担当者の間で検討した結果を、総括して、ここに中間報告するものである。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |