作成年度 | 1970年度 |
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論文名 | 重粘土の特性について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和44年度(E-9) |
発表会 | 昭和44年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和44年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1970/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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斉藤万之助 |
抄録 |
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重粘土構造分類調査北海道の重粘土地帯は約52万haといわれる。従来「重粘土」といわれてきたものは「粘性が強く、堅密で通気水性が乏しく、乾燥期には旱害をうけ、湿潤期には過湿となる」というような概念的特徴で表現されていたにすぎない。しかしこのように「重粘土」といわれるようなものには種々のタイプがある。いわゆる「重粘土」の特性を明らかにする目的で開拓基礎調査特殊土壌農地化調査の1つである重粘土構造分類調査は開始された。この調査は重粘地を構成する土壌の総体を対象として調査する過程で、「重粘土」を土壌生成論的立場から明確に位置づけることを試みたものである。このようにして「重粘土」の生成過程、自然環境との相互関係、さらにそれら土壌の物理的分布の規則性などが適確に把握され、合理的土地利用や土地改良の目標の指示が可能となる。本報告はこの基本的態度に立脚した重粘土構造分類調査を通じて明らかにされた「重粘土」の特性(特に物理性)ならびにその改良対策を論じたものである。 |
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