作成年度 | 1971年度 |
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論文名 | 千歳川における火山灰築堤のたん水試験について-第2報- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和45年度(D-14) |
発表会 | 昭和45年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和45年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1971/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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小林繁 | |
佐々木晴美 | |
内田敏勝 | |
栗山清 |
抄録 |
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本試験は、昭和43年度から実施され、44年度の第13回開発局技術研究発表会ではその目的、計画について、また主な調査試験対象である試験堤防についての事前調査、施工経過、さらに4回にわたるたん水試験の内容について詳しく報告した。しかし44年度の調査試験では、実際のこう水時における堤体内部の浸透水の挙動、それに伴う堤防の安定性、漏水量の軽減さらに堤体の安定に対する被覆土の効果などについて不明な点が多く、また漏水量の判定方法についてもいろいろ問題点が多かった。45年度は、種々の測定上の問題点を解消して試験を行なうとともに、堤体内部の浸透水の挙動をより単純化するためにたん水池底部、および試験堤の堤外側ノリ尻部にアスファルトマットを敷設して遮水した。また被覆土の効果を究明するため被覆土の厚さを変えて、それぞれたん水試験を実施した。また被覆土の浸食などに対する安定性を求めるために、開水路における放水試験を実施した。ここではこれらの現地試験と室内模型実験によって堤体内部の浸透水の挙動、漏水量さらには築堤の安定性を検討するとともに、流水によるノリ面の浸食について検討した結果を中間報告する。 |
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