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 水陸両用掘削機の試作について

作成年度 1971年度
論文名 水陸両用掘削機の試作について
論文名(和訳)
論文副題 昭和45年度(H-3)
発表会 昭和45年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和45年度技術研究発表会
発表年月日 1971/12/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
熊井敬明
抄録
本機は、北海道開発局釧路開発建設部の要望により、建設機械工作所にて設計し、昭和45年3月世界に先がけて建造完成した新式の水陸両用のカッターサクションの特殊掘削機である。これまで主要河川の掘削、改修には数多くの作業船の建造がなされ、各河川において活躍しているが、一方蛇行の多い、しかも急勾配で水深の浅い狭小特殊河川が入り食んで、排水状況の悪い泥炭地、湿潤地の低湿地帯では未開の荒野として放置され手が付けられていないのが現状である。この豊富な土地資源の土地改良および開拓を行い草地造成の農業改良事業として、これらの狭小河川の掘削、ショートカットおよび改修を行い排水路を完備する必要がある。しかし、現状において普通のポンプ浚渫船では狭小および水位の低い地域での使用が困難である。それで低湿地帯でも走行できるように接地圧が低く、また浮上しながらも掘削が可能であり、しかも掘削土量を築堤用に使用できるようにある程度の距離まで排泥できる能率の良い機械でなければならないというような背景のもとに開発された新鋭の掘削機械である。
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