作成年度 | 1972年度 |
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論文名 | 市街地における岩盤掘削工法について-構造物に対する発破振動試験- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和46年度(D-9) |
発表会 | 昭和46年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和46年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1972/11/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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佐々木正司 | |
高橋和夫 |
抄録 |
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この地区は遠軽町市街地で附近に民家が密集しており、また、遠軽橋、遠軽鉄道橋が架設されており、岩盤掘削については、その特殊性から保安対策に最も重点のおかれた工法が決定されなければならない。しかし、基盤の状態(安国層、ジュラ紀の堅硬な砂岩)から当初火薬による掘削工法が最も有効と考えられ、発破計画を立案し、その妥当性を検討すべく試験発破を行い次の事項について検討した。1) 薬種の選定、薬量の妥当性2) 発破規模の選定3) 保安対策(振動、飛石、騒音)しかし構造物に対しては許容振動値より最接近距離が16.00mとなり、残された部分の掘削工法についての問題、又飛石等の保安対策について、その限界性が問われることになった。次にジャイアント・ブレーカーによる掘削工法についても検討すべく試験掘削を行なったが、基盤の亀裂の発達が幸いし、掘削が可能なことが判明した。しかし作業効率、騒音公害等の問題が提起され、これらについて全体工費の比較、騒音の減少方法等検討が加えられたが、ここでは特に火薬による掘削工法についての試験結果を主として述べることとしたい。 |
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