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 集水桝に堆積する汚泥処理を行なう機械開発について(その1)

作成年度 1972年度
論文名 集水桝に堆積する汚泥処理を行なう機械開発について(その1)
論文名(和訳)
論文副題 昭和46年度(H-2)
発表会 昭和46年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和46年度技術研究発表会
発表年月日 1972/11/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
佐々木哲也
佐々木貞道
小佐部憲霆
堀川剛
抄録
道路路面の雨水は路側に設置されている、雨水桝に流れ桝内で自然沈降後、管路に流れるが残滓物として生じる汚泥は管路閉塞の原因となるため除去しなければならない。この汚泥量については地域により特性があり一般的には舗装率、通行する車種、路面の清掃回数などが因子系となる。また北海道の道路は冬季間積雪により路面清掃ができないうえに融雪期には積雪期間に持ち込まれた土砂、塵埃、およびタイヤチェーン、スノースパイクタイヤで削りとられた舗装材の微粒子などが路側に帯状に堆積し雨水により桝に流れ込むという特殊性がある。桝に推積された汚泥の処理は現在機械(バキューム車)により吸引汲取り運搬排出するか、またわ人力によっていったん路上に汲み上げ運搬車で処理しているが次のような問題がある。※機械(バキューム車)施工(1) 水を大量に含んだ汚泥を運搬するため効率が悪い(2) 都市の過密化により捨場が制約されるため運搬距離が長くなり経済的でない。(3) 汚水の量が多いため捨場に公害が考えられる。※人力施工(1) 多くの人力を必要とするため人員の確保がむずかしい。(2) 一度汚泥を路上にあげるため非衛生的である。(3) 交通災害が考えられる。以上の問題点を解消し効率的で衛生的な汚泥処理機械を開発すべく各種の調査を行なったので報告するものである。
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