| 作成年度 | 1972年度 |
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| 論文名 | 泥炭性軟弱地盤基礎処理試験について |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | 昭和46年度(A-6) |
| 発表会 | 昭和46年度技術研究発表会 |
| 誌名(No./号数) | 昭和46年度技術研究発表会 |
| 発表年月日 | 1972/11/01 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 河野文弘 | |
| 小林繁 | |
| 佐々木晴美 | |
| 能登繁幸 | |
| 稲沢公良 | |
| 市川義和 |
| 抄録 |
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| 北海道の主要河川の流域には混炭性軟弱地が広く分布している。最近、開発事業量の増大に伴いこのような地盤での土地開発利用が著しく増してきた。しかし、混炭性軟弱地盤においては極めてセン断強度が小さく、圧密沈下が大きいなどの不利な性質があるうえ、道路盛土、河川築堤などの土工工事では、その規模の大型化、迅速化が要求されるようになったため、そこに何らかの軟弱地盤対策が必要となる場合が多い。泥炭性軟弱地盤の基礎処理による対策工としては、既にサンドドレーン工法、サンドコンパクション工法が実用に供されており、それぞれの適用例に対する試験調査結果からその効果については定性的に確認されているところであるが、合理的な設計、施工に必要な細部にわたる適用上の要点については未解明なものも少なくない。さらに、泥炭性軟弱地盤において、この地盤のもつ特殊性からこれら対策工法には効果のうえから適用上、限界があり、有効適切な対策工法の開発が強く望まれているところでもある。ここでは、基礎処理工のうち初年度に実施したサンドドレーン、サンドコンパクション、生石灰パイルなどを主体とした試験調査の概要について報告する。 |
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