作成年度 | 1972年度 |
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論文名 | 大口径開端グイの先端閉そく効果について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和46年度(C-14) |
発表会 | 昭和46年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和46年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1972/11/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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高橋陽一 | |
三浦智 |
抄録 |
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構造物の基礎としてクイ基礎を採用する場合、大口径のクイを数少なく使用する方が中小口径のクイを多数使用する場合にくらべて、水平抵抗力、鉛直力、群グイ効果、施工々期、工事費等について有利であることは良く知られている。しかし、先端開放の大口径グイは、その径がある限度をこえると、より小口径のクイにくらべて鉛直支持力が減少することがある。これは、クイ先端部の閉そく度合が、クイ先端部地盤の極限支持力にくらべて小なる時起る現象であると考えられる。この様なクイに対しては、クイ外周面に作用するCouloumbやRankineの土圧分布によりクイ支持力を計算する、Dorr系の静力学公式やクイ先端部地盤における破壊すべり面の仮定にもとずく剛塑性体の極限平衡状態を考えた、TerzaghiやMeyerhof系の静力学公式、或いはエネルギーの平衡から導びかれるWeisbachやHiley系の動力学公式もその適用範囲をこえていると考えるべきである。本報告は、数種の大口径鋼管グイを実際に施工し、現場での載荷試験や、クイ内部のボーリング結果などをもとにして先端開放グイの閉そく性について検討を行なったものである。 |
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