| 作成年度 | 1972年度 |
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| 論文名 | 矢板護岸の耐波性について 能取港西護岸の検討 |
| 論文名（和訳） | |
| 論文副題 | 昭和46年度(F-5) |
| 発表会 | 昭和46年度技術研究発表会 |
| 誌名（No./号数） | 昭和46年度技術研究発表会 |
| 発表年月日 | 1972/11/01 |
| 所属研究室／機関名 | 著者名（英名） |
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| 得永道彦 |
| 抄録 |
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| 鋼矢板を用いて護岸を築造する場合、船舶の衝げき力、波圧等設計に見積らない外力が作用する危険にみまわれることがる。このような場合には、護岸構造を重力式とすべきであるが施工上の都合から鋼矢板構造とした場合その安全性が充分検討されなければならない。鋼矢板護岸は、いうまでもなく背後土圧に抵抗できるように設計されているものであるから、このように設計された構造物がどの程度まで不意の外力に対して抵抗しうるかを知ることは防衝工の必要性を判断するのに役立つであろう。ここに、Y.L.Changの考えをもとに弾性方程式を解析することによって外力のうち波圧に対する抵抗の検討を行なった。ここでの考察は、矢板は当初主働土圧に対応して変形していたものが波圧が作用するとさらに変形が加えられ、両者の合成で最終的に対応するということに基づいており、この報文の前段は安全根入長および矢板の応答をチェックするための計算式をのべ、後役計算例において能取港西護岸の限定根入長の場合について上記両者の応答をROWの方法と本報文の計算結果の合成として求めてある。 |
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