作成年度 | 1972年度 |
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論文名 | 苫小牧港の波浪予測について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和46年度(F-6) |
発表会 | 昭和46年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和46年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1972/11/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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大沼松蔵 |
抄録 |
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最近、我が国の経済は常に世界の上位をしめてきた。これに伴って工業用原料の輸入や工業製品の輸出は海上輸送にたよっている。港湾の整備、新規臨海工業港の開発が増々必要となってきた。苫小牧港もその一例である。かっての港湾建設には自然の地形を利用した天然の港が一般常識であったが、現在の新規臨海工業地帯の港湾は外海に面した自然条件、特に海象の影響をうけやすいところでの大規模なものとなってきている。このように外海に面したところで大規模な防波堤工事、浚渫工事などは、常に海象現象面を把握し手戻りのない工事を確実に施工しなければならない。現在までの工事は過去の統計的資料により作業可能日数をもとめ行なわれてきたが、これはあくまでも統計的な目安である。しかし、貴重な数少ない海上作業日を逃さないためには、その地域をとりまく海象、気象の現象面を適確にとらえて波浪予測を港湾工事に利用することが望まれる。 |
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