作成年度 | 1973年度 |
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論文名 | 河川の水温と結氷に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和47年度(D-12) |
発表会 | 昭和47年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和47年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1973/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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山口甲 | |
西村豊 |
抄録 |
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北海道河川における水温は、低温かつ、変動巾が大きく我国の河川でも、他の地方の河川では類のない特異な性状を示している。冬期の低温は、河川水面の結氷をまねき、河道氷害の発生、河川水位の堰上げによる洪水氾濫、冬期の流量観測に対する阻害など、数多くの重要な問題を提起している。また、季節的な水温の変化は、河川の自浄作用機能、および、河道の流れに対する抵抗の変化をもたらし、それぞれの問題を複雑にしている。本文は、これらの問題に着目し、水温変動と、それが、河道に及ぼす効果について、「地表における水循環に関する研究」の一環として、研究した成果の一つである。水温の変動については、北海道、全道河川について、調査し、地域性と変動巾を明らかにすることができた。また、気温と水温の関係について論じ、河道の結氷については、氷の発生についての考察を行ない、冬期流量予測についての研究を進めるうえでの基礎的な成果を得た。 |
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