| 作成年度 | 1973年度 |
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| 論文名 | 融雪流出予知法の基礎的研究 |
| 論文名（和訳） | |
| 論文副題 | 昭和47年度(D-16) |
| 発表会 | 昭和47年度技術研究発表会 |
| 誌名（No./号数） | 昭和47年度技術研究発表会 |
| 発表年月日 | 1973/10/01 |
| 所属研究室／機関名 | 著者名（英名） |
|---|---|
| 山口甲 | |
| 長谷川茂 |
| 抄録 |
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| 積雪寒冷地である北海道の融雪期における河川流出量の予知は、洪水対策、水資源として雪を考える場合にはきわめて重要な問題である。融雪流出に関する基礎的研究は、いままで多くの人々によって行なわれてきたが、広い流域を有する河川での融雪量の予測には、気温を融雪要因の重要な指標と考え、短時間の融雪が問題となる融雪洪水時にデグリーアワー法を用いる方法がある。しかし、多くの場合流量予測の最小時間間隔は日単位とし推算が行なわれている。ところで洪水予報業務を行なう場合を考慮すれば、1時間間隔程度で洪水流を予測する予知法が必要となっているが、本文では石狩川上流域の伊納地点(流域面積3，378.6Km2)を対象にその方法を検討した。流域地形を2.0Km×2.0Kmのメッシュ化により把握し、それぞれメッシュのエレメントの積雪量、時間融雪量、河道への流出を多因子解析法によって系統的に演算し、時間流量を予知するものであり石狩川への実用化が可能である。 |
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