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 豊平峡ダム流域の積雪調査について

作成年度 1973年度
論文名 豊平峡ダム流域の積雪調査について
論文名(和訳)
論文副題 昭和47年度(D-27)
発表会 昭和47年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和47年度技術研究発表会
発表年月日 1973/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
工藤昇
館谷清
抄録
積雪調査は、従来スノーサーベにより調査しているが、気象変動しやすい時期であり、非常に危険度が高く多くの犠牲者を出している。また、調査に要する労働力が非常に大なるため、調査箇所も限られた範囲にとどまり、融雪出水による洪水予報、あるいは多目的ダム等の利水容量等の決定に大きな難題を呈し、水文学分野では立遅れているケースである。この調査は、航空写真を用いて集水域における積雪、融雪ならびに流出との関係を定量的に解析するものであり、上記の諸問題を一挙に解決する要素をもっており、近年ポピュラーになってきた方法の一つである。この方法は、数値地形を用いて、地形を数個の波に分析し、これらの地形要因や気象要因と、航空写真測量によって測定した積雪量、融雪量との関係を定量的に解析し、その結果を用いて仕意の地点の積雪量、融雪量を推定しようとするものである。この方法によると、広い河川の集水域においても仕意の地点の積雪量、融雪量を同じ積度で推定することができるのみならず、全流域の積雪量推定のための代表点の位置を合理的に選定することができる。
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